グルメ探偵

アメリカの人気作家レックス・スタウト(1886~1975年)原作の本格探偵ミステリーに『グルメ探偵 ネロ・ウルフ』と言う作品があります。
作者が自らシャーロック・ホームズについての論文を発表するほどの『シャーロキアン』 (シャーロック・ホームズの熱烈的ファン)だと言うだけあって、謎解きだけではなく軽妙な会話の一級の推理作品です。
イギリスやアメリカで40冊以上の人気シリーズとして読まれています。

主人公のネロ・ウルフは、身長約180センチ、体重約130キロの巨漢で、専属シェフを抱えるほどの美食家。わがままで傲慢な上に、自らを"天才"と言い切り、さらには、仕事嫌いの出不精。しかし報酬には執着する。とんでもない探偵ではあるが推理力は天才的。そんな引きこもりに変わって情報を集めるできた助手がアーチー・グッドウィン。
彼がストーリーを進行していきます。

レックス・スタウトが「ネロ・ウルフ」シリーズを書いた当時の推理小説は、「主人公である探偵役の活躍を別の登場人物が書いたもの」という形式が主流でした。
アガサ・クリスティの「名探偵ポワロ」シリーズ(助手のヘイスティングス大尉)やコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズ(助手のワトスン)でもお馴染みの手法です。

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